キャッチボールする阪神伊原(撮影・前田充)

阪神ドラフト1位伊原陵人投手(たかと、24=NTT西日本)のリリーフ起用の可能性が浮上した。期待の即戦力左腕はプロ入り後初の甲子園練習に参加。先発入りを競う門別らと同じ練習メニューを消化したが、ポールと中堅間でのランニングでは中継ぎの石井、岩崎らリリーフ陣とメニューを消化した。

リリーフ陣とのメニュー消化に伴いオープン戦以降はリリーフ起用かと問われた藤川監督は明言を避けながらも「伊原と(コーチ陣)みんなとゆっくり話しながら考えたい」と可能性をにおわせた。安藤投手チーフコーチも「それは言えません」と話すに止めた。

先発陣は3月28日広島戦(マツダスタジアム)開幕投手として村上、ホーム開幕戦の4・1DeNA戦(京セラドーム大阪)には才木の配置が決定済み。実績のある西勇、ビーズリーが続き、実戦11試合無失点中の門別、伊藤将、デュプランティエらが控える。現時点では豊富な先発陣と競わせるのではなく、リリーフ調整を並行させながら待機。先発登板への機会をうかがうというプランもあり得そうだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】ドラ1伊原陵人のリリーフ起用も、藤川監督「みんなで話しながら」と可能性示唆