【楽天】武藤敦貴、はじき返した打球は…“師匠”のところへ「現状見てもらいたい」チーム初安打
日刊スポーツ 2025年03月02日 19:55:46
<オープン戦:楽天0-2広島>◇2日◇倉敷
6年目の楽天武藤敦貴外野手(23)が、“師匠”の前で快音を響かせた。広島戦に「9番中堅」でフル出場。3回2死の第1打席で、2ボールから森の外角のカットボールを中前にはじき返し、チーム初安打をマークした。打球を運んだ先には自主トレでお世話になっている秋山翔吾外野手(36)がいた。「現状を見てもらいたいなと思ってて、1本出てすごく良かった。秋山さんのアドバイスを実行してバッティングできた」とうなずいた。
意味のある打席を増やしていく。5回は四球を選び、7回は遊ゴロに倒れたものの、進塁打とした。外野のレギュラーは中堅辰己と右翼小郷が有力で、左翼を2年目の中島らと争う構図だ。前日の試合は出場がなかったが「印象づけが結構大事だなと。いい印象で監督にアピールできるように頑張っていきたい」。少ないチャンスをものにして定位置をつかんでみせる。
情報提供元: 日刊スポーツ