巨人対広島 4回表広島無死、二塁打を放つ坂倉(2025年2月23日撮影)

広島新井貴浩監督(48)は2日、坂倉将吾捕手(26)が骨折と診断され、開幕には間に合わないことを明かした。

沖縄キャンプ最終日の2月26日の練習中にボールを右手中指に受けた。1日の楽天戦(倉敷)は痛みを押して捕手として先発出場し、2打席に立っていた。2日になっても腫れが引かないためチームを離れて広島市内の病院に行ったところ「中指末節骨の骨折」と診断された。

坂倉は今季も正捕手として計算されていた。昨年11月に右肘のクリーニング手術。順調に回復し、2月下旬から試合に本格復帰していた。

新井監督は「開幕には間に合わない。ちょっとかかるかなと。早くても、今から2カ月くらいかかるかな。本人は、痛いけどできるという感じでやっていたらしいんだけど。(チームとして)もちろん痛いよね。みんなでカバーしていきたいと思います」と説明した。

広島の捕手では昨季56試合出場の石原貴規(26)も、1月に左手の有鈎(ゆうこう)骨を骨折し、手術を受けた。復帰の見通しが立っていない。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】チームに激震…正捕手の坂倉将吾が開幕絶望 右手指骨折と診断「痛いよね」新井監督悲痛