巨人対ヤクルト 2回表ヤクルトの攻撃で力投する田中将(撮影・浅見桂子)

<オープン戦:巨人-ヤクルト>◇2日◇東京ドーム

巨人田中将大投手(36)が移籍後初めて東京ドームで先発し、ファンの声援に感謝した。

名前がコールされると割れんばかりの拍手と盛大な「将大コール」を浴びながらマウンドに上がった。「期待ですか。どうなんすかね、分かんないっす」と苦笑いを浮かべながらも、アウトを取る度に大きな拍手が送られた。

予定通り2イニングを投げ終えると再びファンから拍手を送られ「今までは巨人打線に対して、巨人ファンの方々の声援を浴びながら投げていた。しかし、今は自分が投げている時はそんなに大きな応援があるわけではないですけど、1つ1つのプレーでこれだけたくさんのファンの方がスタンドを埋め尽くしてくださっていて、この声援の力というのは非常に大きいものだと改めて今日感じました」と話した。

田中将は、春季キャンプで久保康生巡回投手コーチ(66)と二人三脚で体を縦方向に使う“縦振り”へのフォーム改造に着手していた。2月中の実戦登板を目標に調整を進め、2月24日のロッテとのオープン戦(沖縄セルラー那覇)では1回無失点。本拠地デビュー戦でも快投を披露し、多くのファンの前で復活を印象づけた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】田中将大が本拠地デビュー「声援の力というのは非常に大きいもの」ファンの大声援に感謝