和歌山南陵の卒業式に出席した、同校再建に一翼を担った甲斐三樹彦理事長。右後ろには校歌制作に携わった歌手らも式へ駆けつけた(撮影・中島麗)

昨夏、レゲエ歌手が制作した校歌が話題になった和歌山南陵が2日、御坊市内で卒業式を行った。

3年生のみの生徒全18人が卒業し、式には17人が出席。

夏まで野球部に所属した選手全10人も出席し、開式前にはリラックスしたムードが流れた。

式の途中の校歌斉唱には、昨夏話題になった校歌が流れ、生徒たちは熱唱。式典には、校歌制作に携わった和燦akaWARSAN、横川翔、INFINITY16も駆けつけた。

昨年4月に学校再建へ向けて就任した、甲斐三樹彦理事(53)は号泣しながら、学校長式辞を読みあげた。生徒や保護者へ謝罪し、「門出を祝う言葉に入れるか迷いましたが、ご家族の方の気持ちを考えると、触れなければいけないと思います。大変申し訳ございませんでした」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 和歌山南陵の卒業式に校歌制作したレゲエ歌手の姿も 理事は号泣「大変申し訳ございません」