J1年少出場記録5傑/一覧
<明治安田J1:鹿島2-0東京>◇1日◇第4節◇カシマ
現役中学生が史上最年少J1デビューだ。
FC東京MF北原槙(15)が鹿島アントラーズ戦で、0-1の後半38分から途中出場。J1最年少出場記録となる15歳7カ月22日で出場し、FW森本貴幸(東京V)の最年少記録を21年ぶりに更新した。今季から2種登録されて前節名古屋戦でベンチ入りを果たし、今節でピッチに立った。追加タイムを含め約15分間ではあったが、縦パスにトライするなど敵地で堂々としたプレーぶり。試合には敗れたが、日本代表MF久保建英に続く若き才能が歴史を刻んだ。
◆J1最年少出場記録 15歳の東京MF北原槙が1日の鹿島戦に後半38分から出場し、J1最年少となる15歳7カ月22日でデビュー。04年に15歳10カ月6日で初出場した東京VのFW森本貴幸の記録を21年ぶりに塗り替えた。J2、J3を含めると、MF久保建英(現レアル・ソシエダード)の15歳5カ月1日が最年少記録で、東京U-23の一員として16年11月5日の長野戦に出場した。
◆北原槙(きたはら・まき)2009年(平21)7月7日、東京都生まれ。小学生時代は、16歳で東京とプロ契約したU-20日本代表FW佐藤龍之介(現岡山)を輩出したJACPA東京FCでプレー。22年に東京U-15むさしに加入。24年、飛び級で東京U-18でプレーし、U-15日本代表にも招集。今年からトップチームに2種登録された。背番号は「53」。利き足は右。174センチ、66キロ。血液型O。