大冠との練習試合で快投する東洋大姫路・阪下

<高校野球練習試合:東洋大姫路7-0大冠>◇1日◇東洋大姫路グラウンド

今春センバツに出場する昨秋の近畿王者・東洋大姫路(兵庫)が、プロ注目の左右の両輪が盤石投球をみせ、25年の好発進を決めた。高校野球の練習試合が1日に解禁され、同校グラウンドで大冠(大阪)と対戦。17年夏の大阪大会準V校相手に7-0で快勝した。

先発した最速147キロ右腕の阪下漣投手(2年)は、最速144キロの直球とカットボール、フォークを駆使して2回完全。「落ちる球とカットボールのバリエーションだったりいろいろ試せたので、いい試合になった」と胸を張った。元阪神外野手の末永正昭氏(77)を祖父に持つ最速142キロ左腕、末永晄大(こうだい)投手(2年)は3回から2番手で登板。制球良く3回を完璧に抑え「ゾーンの厳しいところに投げて、打たせて取ることができた」と手応えを口にした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 プロ注目の東洋大姫路・阪下漣2回完全「いろいろ試せた」元阪神末永正昭氏の孫・晄大も3回0封