紅白戦の6回表、左前打を放つオリックスのオリバレス(撮影・和賀正仁)

「オリックスのオリ」とこと新外国人のエドワード・オリバレス外野手(28=メッツ3A)が、来日初実戦で主砲候補らしい打撃を見せた。宮崎市清武での2軍紅白戦に「1番右翼」で出場。最終6回の3打席目に、育成左腕大江のカットボールを痛烈なライナーで左前に運んだ。

「体はもう100%。最後の打席で厳しいコースの球もちゃんと拾えたのが一番よかった。攻められ方は米国とそんなに変わらないと思った」。メジャー通算29発の右の大砲は手応え十分。1回の遊ゴロも初球をたたいた速い打球だった。

外野全ポジションが守れる。この日の右翼は4度の機会を無難にこなした。5回は走者二塁からの右前打にチャージし、本塁生還を許さなかった。「守備でもチームに貢献したい。そういう意味でも(DHではなく)守りたい」。来日1週間だが、早くも馬刺しを初めて食べるなどチャレンジ精神も旺盛だ。【大池和幸】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オリックス】オリバレス初実戦で痛烈安打「体はもう100%」守備でもアピール