【C大阪】来夏キャンプ地は北海道東川町に決定 シーズン移行1季目事前合宿で夏実施はクラブ初
セレッソ大阪は1日、Jリーグのシーズン移行直前となる来夏、北海道上川郡東川町でキャンプを実施すると発表した。
クラブ史上、夏のキャンプ実施は初めて。
移行1季目の26-27年シーズンは、26年8月ごろの開幕を見込む。その直前の強化合宿地が、北海道のほぼ中央に位置する東川町になった。7月の平均最高気温は約26度で、大阪から離れてチームをつくる。
大雪山国立公園の麓にある人口約8500人の東川町は、旭川空港まで約7キロとアクセスもいい。
隣町はスキージャンプの高梨沙羅、原田政彦を輩出した上川町になる。
東川町とC大阪のスポンサー、サステナブル事業のハヤシコーポレーション(大阪・枚方市)などが尽力し、キャンプ地の決定に至ったという。今後はグラウンド整備など、C大阪の受け入れ態勢が進む予定だ。
◆東川町(ひがしかわちょう) 公式サイトなどによると、東川町は日本最大級の自然公園「大雪山国立公園」の区域の一部。大雪山系の最高峰旭岳(2291メートル)は町域に所在。北海道第2の都市・旭川市に隣接し、人口は約8500人でこの数年は移住者が多い。上水道がなく地下水で生活を行い、米作りが盛ん。菊地伸町長。
◆C大阪のキャンプ地 従来の2月開幕のシーズンでは、95年のJリーグ昇格当時はオーストラリア・パースで実施。現在はタイで1次、宮崎市で2次キャンプを行うのが恒例。