阪神対広島 7回裏阪神1死二、三塁、佐野は同点となる2点適時二塁打を放つ(撮影・上田博志)

<教育リーグ:阪神5-5広島>◇1日◇日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎

阪神が初物ずくめの新2軍本拠地の初戦を、引き分けで終えた。

初回1死からいきなりDeNAから加入の楠本泰史外野手(29)が、新球場初安打となる中前打を放った。

初得点は3回。井坪陽生外野手(19)の左翼フェンス直撃二塁打と楠本の2打席連続安打などで1死二、三塁とすると、3番小野寺暖外野手(26)が右犠飛で先制した。続いて、2死三塁から4番の育成の新外国人スタンリー・コンスエグラ外野手(24)の左前への新球場初適時打を放ち1点を追加した。

先発の門別啓人投手(20)は、4回4安打1四球2奪三振で無失点に抑え好投。2番手の岩貞は、1回4失点で逆転を許した。

2-5と3点ビハインドで迎えた7回、1点を返しなおも1死二、三塁のチャンスから、ドラフト5位の佐野大陽内野手(23=日本海L富山)が、右中間を破る同点2点適時二塁打。新人のNPB入り後初打点となる一打で試合を振り出しに戻した。

8、9回は互いに走者を出しつつも無得点。こけら落としの一戦は同点で試合終了となった。

試合終了後には、試合前の君が代斉唱も務め、大の阪神ファンとして知られる演歌歌手の丘みどり(40)が、六甲おろしを歌った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】初物ずくめの2軍新本拠地初戦は引き分け ドラ5佐野大陽が自身初打点の同点適時二塁打