練習を終え引き上げる日本ハム伊藤(撮影・永野高輔)

<親善試合:台湾・統一-日本ハム>◇1日◇台湾・台北ドーム

日本ハム伊藤大海投手(27)が台湾メディアから熱烈取材を受けた。2日の台湾・中信戦(台北ドーム)で先発予定。この日の試合前練習後に硬軟織り交ぜた多彩な質問を浴びたが、真摯(しんし)に答えた。

伊藤と台湾メディアとの一問一答は以下の通り。

-台湾・統一から日本ハムに新加入した古林睿煬がチームに合流したときに、中国語で会話できればと話していたが、中国後でコミュニケーションできている?

まだ中国語では、お話はできてないですけど、ちょっとずつ彼もチームに慣れてきたので。そういうコミュニケーションもだんだん取れるようになってきたので、すごく彼自身も楽しくやれていると思います。

-「an・an」の表紙を撮影したと思うが、すごく王様のようでカッコよかった。撮影の際のエピソードを教えてもらえますか?

初めてああいう撮影だったので、ちょっと恥ずかしさがあったので、ちょっとニヤニヤしちゃうような感じだったんですけど、逆にそれだとカッコよく写らないので、もう思い切ってカッコよくなれるように“キメ”にいきました。

-去年はパ・リーグの最多勝投手となったが、昨秋のプレミア12は出場辞退された。来年はWBCがある。前回大会に続いて出場したい気持ちは

もちろんそこを考えてって気持ちもありますし、まず今年はシーズンをしっかり、そこ(WBC)で戦力になれるようなアピールをしていかなければいけないと思いますし。そこを目指して、チームとしてもやっていきたいですし、僕もそこに選ばれるような活躍をチームでしたいなと思ってます。

-明日は中信ブラザーズ戦。相手の映像とかを見て、どんな印象ですか。また、スローカーブが得意だと思いますが、明日の試合で投げますか?

そうですね(スローカーブは)投げるチャンスがあればもちろん投げたいと思います。あれは1つ、僕の武器ではあるんで、それを台湾の地で披露したいっていう気持ちもありますし。チーム(中信)に関しては、まだしっかり映像を見られてないので、まだ研究っていうよりかは、明日実際に対戦する中で楽しんで対戦できればなと思います。

-昨季はすごく活躍したが、成長した大きな要因は

その年は開幕投手を結構早めに言われていたこともあって、自覚とか責任とかそういう部分もちろんそうですけど、自分に対しても意識も変わりましたし、それがすごくいい方向に全てが繋がっていったので、すごくいいオフシーズンを過ごすことができたっていうのが、去年1年間安定してパフォーマンスを続けられた要因かなと思います。

-いろんな球種を熱心に研究しているが、新しい球種の開発とか習得もありますか

明日、今年ちょっと開発したボールを1球でも投げられたらと。楽しみにしておいてください。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】伊藤大海に台湾メディア「王様のようでカッコよかった」話題の表紙撮影の質問受ける