大谷翔平、自身の「成功」への哲学を明かす 歴史的な記録も「やりきったと思うことは多分ない」
<オープン戦:ドジャース6-5エンゼルス>◇2月28日(日本時間3月1日)◇アリゾナ州グレンデール
ドジャース大谷翔平投手(30)が、選手としての「成功」に対する哲学を明かした。
この日は「1番DH」でオープン戦初出場。第1打席で菊池雄星投手(33)から、左翼席へ飛び込む先頭打者アーチを放った。打球速度は107マイル(約172キロ)、飛距離385フィート(約117メートル)、打球角度は25度だった。初実戦を振り返り「まずスケジュール通り今日3打席立てたので、それが一番だと思いますし。ある程度球数を見ながら、スイングもしながら、空振りも体的に問題なかったので、いい1日だったなと思います」と語った。
昨季は54本塁打と59盗塁で史上初の「50-50」を達成。前人未到の数字を打ち立てながらも、今季は二刀流復活などさらなる高みを目指している。報道陣から「大谷選手にとっての成功とは?」と問われると、「それは自分のレベルによっても、やってるステージのレベルによっても目標の数字って変わってくると思うので。数字よりかはやっぱり最終的にどれだけ多くのスキルであったりとか、フィジカルのレベルを現役のうちに獲得できるかっていうところが一番じゃないかなと思う。やりきったと思うことは多分ないと思いますけど、そこが一番感覚的な部分ですね」と明かした。