オープン戦・ドジャース対エンゼルス 1回裏ドジャース無死、左越えに先頭打者本塁打を放つ大谷(撮影・菅敏)

<オープン戦:ドジャース6-5エンゼルス>◇2月28日(日本時間3月1日)◇アリゾナ州グレンデール

今季中の投手復帰を見込むドジャース大谷翔平投手(30)が、ピッチングスタイルの見通しを語った。

この日は「1番DH」でオープン戦初出場。第1打席で菊池雄星投手(33)から、左翼席へ飛び込む先頭打者アーチを放った。打球速度は107マイル(約172キロ)、飛距離385フィート(約117メートル)、打球角度は25度だった。

大谷はエンゼルス時代の23年9月に2度目の右肘手術を受けた。昨季は打者に専念し、今季開幕からの投手復帰を見込んでいたが、ワールドシリーズ(WS)で負った左肩の負傷と手術で復帰時期がずれ込んでいる。新たな投球スタイルを見つけるのか問われると、明確な方針は示さなかったが「ケガを恐れてパフォーマンスを落とすっていうことは多分ないと思うので、そのために手術したっていうとこもありますし」とした。

続けて「手術前も言いましたけど、93、94マイルぐらいだったらある程度(靱帯(じんたい)が)切れてても痛みなく投げられる感覚はあったので。そこで満足することなくというか。どれだけうまくなれるかだと思うので、その中の手術っていう、手術をしたっていう捉え方かなと思います」と語った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平、投手復帰後のスタイルを語る「ケガを恐れてパフォーマンスを落とすことは多分ない」