オープン戦・ドジャース対エンゼルス 1回裏ドジャース無死、左越えにソロ本塁打を放つ大谷。投手は菊池(撮影・菅敏)

<オープン戦:ドジャース6-5エンゼルス>◇2月28日(日本時間3月1日)◇アリゾナ州グレンデール

ドジャース大谷翔平投手(30)がオープン戦初打席で本塁打を放ち、手術を受けた左肩の状態を語った。

第1打席で花巻東の先輩でもある菊池雄星投手(33)と対戦。フルカウントから外角高め93・9マイル(約151キロ)の直球を流し打つと、打球はそのまま左翼席へ飛び込んだ。打球速度は107マイル(約172キロ)、飛距離385フィート(約117メートル)、打球角度は25度だった。

大谷は昨季のワールドシリーズ(WS)第2戦で二盗を試みた際に左肩を負傷し、WS終了後の11月に手術を受けた。キャンプイン直後は違和感も口にしていたが「違和感はないですけど、1打席1打席チェックしながら。最後は特に、タイミングがちょっと遅れ気味の空振り(三振)ではあるので、そこも含めてさっき言った通り、問題なかったのでよかったかなと思います」と順調な回復ぶりを明かした。

続けて「チェック自体は練習からやってますけど、やっぱり試合のレベルになるとまた違う出力が入ると思うので。そこの中で動きのチェックと体の反応のチェックが必要かなと思ってます」と語り、今後も状態を確認しながら調整を進めるとした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平、手術の左肩は良好「試合のレベルになるとまた違う出力が入る」今後もチェックを重ねる