フリー打撃を行うオリックスのオリバレス(撮影・和賀正仁)

「オリックスのオリ」こと新外国人エドワード・オリバレス外野手(28=メッツ3A)がベールを脱ぐ。

3月1日に組まれた紅白戦(宮崎市清武)で実戦デビューさせることを、岸田監督が2月28日に明言した。メジャー通算29発の主軸候補。同23日に合流して間もないが、フリー打撃では快音を響かせている。初実戦の打撃が注目される。

「慣れていくことがまず大事。調整段階なので、体が元気なら数多く(打席に)立てたらいい。感覚を確かめてやってもらえたら」。指揮官は6イニング制の試合でフル出場を示唆。右翼のポジションにつかせることも明かした。

ベネズエラ出身の右の大砲は、昨季の課題だった得点力の向上へ期待がかかる。外野の全ポジションを守れるのも強み。森、新外国人ディアスらがいるDH候補でもある。今後のオープン戦の活躍しだいでは、起用法を巡り岸田監督のうれしい悩みが増えそうだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オリックス】新助っ人オリバレスが1日紅白戦で実戦デビュー、岸田監督はフル出場示唆