キャッチボールをする楽天・早川(撮影・高橋香奈)

3月1日に広島とのオープン戦(岡山・倉敷マスカットスタジアム)で先発予定の楽天・早川隆久投手(26)が楽天モバイルパークで前日練習を行った。

昨季チームトップタイ11勝を挙げた左腕の今季初実戦となる。「実戦を3月頭と思い描いていた中で、登板できるのは良かった」と安堵(あんど)。今年の自主トレ期間の米国単身修行で変化球を改良。キャンプでも磨きをかけてきた。「対(打者)相手というところで、いろいろな球種を試せればというところと、バッターの反応も見られればなと思います。一番は真っすぐの反応をみたい」と感覚を確かめるつもりだ。

昨季は自身初となる開幕投手も務めた。三木監督が3月初旬には開幕投手を決定する方針を明かしたことに対し、「任された人がその責任をしっかり果たすべきだと思うし、開幕投手じゃなかったとしても開幕ローテーションで投げるピッチャーは、本当に期待されていると思ってやっていかないといけない」。2年連続の開幕投手への思いは指揮官に委ねるも、「開幕に限らず、投げるピッチャーは死に物狂いでやっていかなきゃいけない。自分もそのひとりとして死に物狂いでやっていければと思う」と力強い。今季も信念の投球でチームをけん引していく。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【楽天】早川隆久「死に物狂い」1日広島とのOP戦で先発予定「一番は真っすぐの反応をみたい」