マリナーズとマイナー契約の藤浪晋太郎が大乱調 制球に苦しみ１回持たず３四死球４失点

2点適時二塁打を打たれ捕手と話す藤波（AP）

＜オープン戦：マリナーズ4－6ジャイアンツ＞◇27日（日本時間28日）◇アリゾナ州ピオリア

マリナーズとマイナー契約を結んでいる藤浪晋太郎投手（30）が、今季オープン戦2度目の登板で大乱調。1点リードの5回にマウンドに上がったが、2／3回を投げ3四死球4失点で降板。1回を投げきることができず苦しいマウンドとなった。

課題の制球に苦しみ自滅した。先頭から死球と四球を与えて無死一、二塁とピンチを招き、併殺を狙った味方の失策が絡み1点を献上。簡単に同点に追いつかれた。その後もピリッとせず、1死一、二塁ではマトスに中越えの2点適時二塁打を浴びて逆転を許した。次の打者を見逃し三振に斬った後、無念の交代。後続の投手も粘れず走者を返し、藤浪の自責点は4に膨れ上がった。

最速は98・7マイル（159キロ）。25球を投げストライクは12球。通算防御率は21・60。