ドジャースのフリーマンが実戦復帰 オープン戦初出場で3打数1安打 オフに右足首手術
<オープン戦:ロッキーズ-ドジャース>◇27日(日本時間28日)◇アリゾナ州スコッツデール
昨オフに右足首手術を受けたドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)が、今季のオープン戦初出場し、第1打席から快音を鳴らした。
「2番DH」でスタメンに入ると、1死走者なしの初回だった。2-2からの5球目、甘く入ったフォーシームを逃さず右前に運んだ。実績復帰の場で3打数1安打と結果を残し「(右足首の状態は)とてもいい感じだ。左足と同じような感覚であればいいけど、最初の試合だからね」と話した。
昨年のポストシーズン(PS)では右足首のけがを抱えながら強行出場し、ワールドシリーズ(WS)第1戦ではシリーズ史上初の逆転サヨナラ満塁弾など大活躍。シリーズ5試合で4本塁打、12打点をマークし、WS制覇の立役者となりMVPに輝いた。昨年12月には右足首を手術。懸命なリハビリの末に、頼れる主軸が帰ってきた。
実績復帰を果たし、これから見据えるのは3月17、18日に日本開催のカブスとの開幕シリーズ(東京ドーム)だ。「日本での開幕シリーズまでに30打席くらい立てればと思っているよ」と今後の調整について語った上で、「楽しみだね。ショウヘイ、ヨシ(山本由伸)、ロウキ(佐々木)がいて、カブスにはショウタ(今永)、セイヤ(鈴木)がいて。日本、東京の素晴らしさを色々と聞いているし、とても楽しみだし、楽しくなるよ」と胸を高鳴らせた。
開幕戦では山本と今永による日本人投手の先発が決定している。フリーマンは「日本のファンも、とても楽しみにしてくれていると聞いた。ヨシ、ショウタが開幕戦に登板すると思うけど、素晴らしい時間になると思う」と期待を寄せた。