【ヤクルト】石川雅規慕われる理由「年賀状に使えますね」ファンの写真撮影にも楽しさ／編集後記

中村悠平（右）と話しながらベンチに引き揚げるヤクルト石川雅規（2021年8月25日撮影）

＜番記者プロデュース＞

ツバメ最高の○○の持ち主は？　ヤクルト石川雅規投手（45）が24年目のシーズンを迎える。入団からスワローズ一筋を貫き、数多くのヤクルト戦士と共闘してきた。野球から私生活までいろいろなジャンルで、球界最年長左腕が実際に見た一番すごかった人は誰か－。納得の名前から、ちょっと意外な人も挙がりました。

◇　　◇　　◇

編集後記　石川さんの人柄がキャンプの合間にも垣間見えた。サブグラウンドから約100メートル離れた室内練習場に向かう時など、よくファン1人、1人に足を止める姿があった。スマートフォンを構えるファンと一緒に写真に納まる。撮影後には「年賀状に使えますね」「ちょっと見切れていますよ。撮り直しましょうか？」など一言を添える。

もちろん全体練習中などチームのスケジュールで動く時は難しいが、そんな交流を大切にしてきた。「少しでもおもしろく、楽しくね」と、さも当然に言う。チーム一筋24年の大ベテラン。愛され、慕われる理由の一端を、ファンサービスの心配りからも知った。【ヤクルト担当＝上田悠太】