スペイン国王杯準決勝 レアル・マドリードを率いるアンチェロッティ監督(ロイター)

レアル・マドリードは27日、スペイン人MFセバージョス(28)が左の半膜様筋を負傷したと発表した。

26日にアウェーで行われた国王杯準決勝の第1戦レアル・ソシエダード戦に先発出場。中盤でチームを支えて1-0の勝利に貢献したが、試合終了間際に久保建英からボールをカットしようとした際に、接触があり、ピッチに倒れ込んだ。

クラブが翌日に検査を行った結果、左脚の半膜様筋負傷と診断された。スペイン紙マルカは全治約2カ月と報じている。

セバージョスは今季、引退したMFクロースの代役となる素晴らしいパフォーマンスを披露し、出番を増やしてきた。ここまで公式戦31試合に出場し、1アシストを記録。活躍ぶりがスペイン代表のデ・ラ・フエンテ監督に認められ、来月の欧州ネーションズリーグ準々決勝オランダ戦で2年ぶりに代表復帰することが濃厚だった。しかし、今回の負傷によって先送りされることになった。

シーズンが佳境に入る時期に貴重な選手を失っただけに、アンチェロッティ監督は今後、中盤の選手構成で頭を抱えることになるだろう。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 レアルMFセバージョス、久保建英との接触で左半膜様筋負傷 全治約2カ月と現地紙報道