【U20日本代表】船越監督、U－20W杯出場切符も優勝逃し「本当に悔しくて悔いが残る」

U－20アジア杯を終え帰国した船越優蔵監督

U－20アジア杯中国大会で4強で敗退したU－20（20歳以下）日本代表が27日、帰国した。9月のU－20W杯チリ大会の出場切符をつかむ目標は達成も、優勝を逃し、船越優蔵監督（47）は「もう1試合やりたかった。本当に悔しくて悔いが残る」と振り返った。　　準決勝のオーストラリア戦は、PK戦までもつれたイラン戦から先発8人を変更した。負傷者がいる中でのベストメンバーを選んだという指揮官は「今までにない強度と緊張感の中でのプレーしたことはいい経験になったと思う」と収穫も挙げた。

解散式では各選手に「帰っても週末から試合に出るファイティングポーズを取れ」とタフに戦う意識を再度伝えた。9月の大会に向け、選手層を含めたレベルアップを掲げる。「新しい選手がどれだけ伸びてくるのか。今回来ていない選手がどれだけ伸びてくるかをキャッチしたい」と新戦力台頭に期待を寄せた。