ブルワーズとのオープン戦に先発し、力投するドジャース山本(撮影・菅敏)

<オープン戦:ドジャース9-3ブルワーズ>◇26日(日本時間27日)◇アリゾナ州フェニックス

ドジャース山本由伸投手(26)が26日(日本時間27日)、敵地でのブルワーズ戦に先発し、2回1/3を投げて4安打3失点2四球2奪三振だった。初回は無失点で切り抜けたものの、2回にソロ本塁打&適時打、3回にもソロ本塁打を浴びて失点した。

オープン戦2試合目。結果は二の次だった。球数は今春最多の54球。最速は96マイル(約155キロ)と状態の良さは変わっていない。「現段階では本当に順調。3失点してますけど、今はそんなに大事なところではないと思っているので」。今キャンプではライブBP、オープン戦と、すべて投手陣の1番手として登場。日本開幕戦へ向けて、快調なペースを維持してきた。ロバーツ監督も「3イニング目まで投げたし、全体的にいい登板だった」と、目先の結果は求めていない。

開幕投手を任された故郷日本へ出発するまで、オープン戦の登板機会は残り2試合。「しっかり調整していったら、うまく抑えられるようになると思うので、試合で投げながら良くしていきたいです」。ゆとりさえ感じさせる2年目の山本に、現時点で不安材料は見当たらない。(メリーベール=四竈衛)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 山本由伸、2本塁打など浴び3失点も「現段階では順調」ロバーツ監督も「全体的にいい登板」