【ヤクルト】塩見泰隆９カ月ぶり実戦復帰へ ３月１日からの２軍の巨人２連戦出場予定

ヤクルト2軍宮崎・西都春季キャンプ　談笑するヤクルト村上（左）と塩見（2025年2月2日撮影）

昨年5月の左膝前十字靱帯（じんたい）と半月板の損傷からの復活を目指すヤクルト塩見泰隆外野手（31）が27日、9カ月ぶり実戦復帰する見通しとなった。3月1日からの2軍の巨人2連戦（ジャイアンツタウンスタジアム）に出場する予定。

高津監督は「リハビリのメニュー、プログラムがある。それに沿った形で進めていけたらと思います」と状態をチェックする。

同巨人戦で問題がなければ、同4日のソフトバンクとのオープン戦（みずほペイペイドーム）で1軍合流を予定している。同監督は「どこまでゲームに出られる状態なのか、1試合丸々出られるのか、間隔を空けないといけないのか。見極めながら、進めていかないといけない」と慎重に復帰のステップを踏ませていく。

昨年5月11日巨人戦で負傷した塩見は、今季の開幕1軍を目標にリハビリに励んできた。キャンプは宮崎・西都の2軍で過ごし、着実に実戦復帰に備えてきた。「ここまで来たらしっかりいい状態で、1軍のメンバーとして考えていきたい。もしフルで出られるならば、（外野の）競争は激しくなる」と指揮官。焦らせず完全復活を待つ。