菅野智之、2回2安打無失点の米デビュー 「制球は本当にエリート級」ハイド監督も絶賛
<オープン戦:パイレーツ7-3オリオールズ>◇26日(日本時間27日)◇フロリダ州ブラデントン
オリオールズ菅野智之投手(35)が敵地でのパイレーツ戦でオープン戦初登板し、2回無失点の好投で米デビューを飾った。
1回先頭のファムには1ストライクからの2球目カットボールを三塁安打されたが、次のレイノルズを2ストライクと追い込んでからの3球目スプリットで二ゴロ併殺打に打ち取り、3番マカチェンを初球のシンカーで遊ゴロ。2回は4番ロドリゲスで三飛、5番ヘイズをカーブで右飛に打ち取った。6番フレージャーに中前打、7番カイナーファレファに四球を出し2死一、二塁としたが、次のホールを93マイル(約150キロ)のフォーシームで二ゴロに打ち取り、主力がそろった相手打線を無失点に抑えた。
2回まで28球を投げ、17球がストライク。2安打無失点、1四球だった。
MLB公式サイトのジェーク・リル記者によると、ブランドン・ハイド監督は現地メディアの囲み取材に「速球の制球が非常に良かった。いくつが素晴らしいスプリットもあった。制球は本当にエリート級で、制球をミスってもほんのわずかだった。見ていて実に楽しかった」と称賛した。