湘南対浦和 試合後、悔しがる浦和の選手たち(撮影・狩俣裕三)

<明治安田J1:湘南2-1浦和>◇第3節◇26日◇レモンS

浦和レッズは、湘南ベルマーレに敗れ、開幕から1敗2分けと初勝利はならなかった。湘南のハイプレスに押され、前半はシュートはわずか1本。後半頭からMF原口元気を投入し、トップ下に配置し打開を図ったが、逆転する展開まではいかなかった。

スコルジャ監督は「非常に貧素な前半だった。あらゆる要素が上手くいかなかった。立ち上がりからハイプレスをかけて支配しようとしたがまったくできなかった」と振り返った。

試合が終わってから、スコルジャ監督が会見場に姿を見せるまで、30分以上の時間を要した。その理由を問われると、しばしの沈黙の後「ロッカーでチームで話をした。それがいつもより長めだったということ」と説明した。続けて「ロッカーの中では様々な感情があった。前節から改善しようとして臨んだが、前半を無駄にする状況になってしまった。前節と繰り返しになってしまった。遅くなり申しわけございませんでした」と話した。

アウェー3連戦となった開幕は、勝ち点1にとどまり、スタートダッシュはならなかった。「首位との勝ち点差が7になった。できるだけ早く、縮めないといけない」とし「選手はすばらしい性格の持ち主ばかり。次の埼玉スタジアムで初勝利をする力を発揮できると信じている」と、次節のホームでの柏レイソル戦へ巻き返しを誓った。【岩田千代巳】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【浦和】スコルジャ監督、会見場に30分現れず…しばし沈黙の後「ロッカーでの話が長めだった」