【新潟】FW矢村健、J1初先発で初ゴールも2連敗 鹿島に1―2惜敗で開幕3戦勝ち星なし
<明治安田J1:鹿島2-1新潟>◇第3節◇26日◇カシマ
アルビレックス新潟はアウェーで鹿島アントラーズに1-2で競り負け、2連敗となった。0-1の前半44分、J1初先発のFW矢村健(27)が右CKの流れからJ1初ゴールをねじ込み同点としたが、後半33分、右CKからDF稲村隼翔(22)のオウンゴールで勝ち越しを許した。
樹森大介新監督(47)のもと「新潟史上最高」を目指す今シーズンだが、開幕3試合未勝利(1分け2敗)。苦しいスタートとなった。
前半10分、自陣にプレスバックしたMF奥村仁(23)のクリアボールを拾われ、先制点を献上。その後もうまく敵陣に前進できなかったが、同44分にMF長谷川元希(26)の右CKから矢村が同点ゴールを奪い追いつく。勢いづいた新潟は後半7分に矢村がDF堀米悠斗主将(30)の左クロスを右足ボレーで合わせるなど攻勢に出たが、決定機を生かせずにいると終盤に失点し、勝ち点を逃した。
樹森監督は「自分たちがやりたかったことが出来なかった訳ではない。だが、一瞬の隙を詰めていかないと勝てない。もったいなかった。攻撃のリズムを意図的に作ることは出来たので、最後のアタックのところを修正していきたい」。次節3月2日はセレッソ大阪とマッチアップ。ホーム開幕戦で今季初勝利を狙う。