具志川組はキャンプ打ち上げで関係者とハイタッチする阪神平田2軍監督(左)、今朝丸(左から2人目)ら(撮影・上山淳一)

若手らが汗を流す阪神の沖縄・具志川キャンプが25日、打ち上げを迎えた。最終日はシートノックやフリー打撃回り、ブルペン投球などを行い、正午に手締めをした。

平田勝男2軍監督(65)は「勝負はこれから。まだ1軍、2軍じゃないので」とメンバーに継続したアピールを求めた。

主力中心の宜野座キャンプは28日が最終日。なお、このタイミングでメンバー入れ替えも行われた。

リハビリ途上の高橋遥人投手(29)、湯浅京己投手(25)、下村海翔投手(22)の3人は宜野座に移ってトレーニングを継続する。

独自調整を続けていた岩崎優投手(33)が26日から宜野座に合流する。

24日の練習試合DeNA戦に出場したドラフト4位の町田隼乙捕手(21=BC埼玉)、育成のジーン・アルナエス内野手(22)と福島圭音外野手(23)の3人も、そのまま残留する。1軍首脳陣の前でプレーする3日間は貴重なアピールになる。

一方、宜野座組の中からも一部メンバーが一足先に帰阪する。3月1日に行われる2軍新本拠地のこけら落とし、教育リーグ広島戦に備えて準備するため。

25日に帰阪する宜野座組は岡留英貴投手(25)、及川雅貴投手(23)、富田蓮投手(23)、石黒佑弥投手(23)、門別啓人投手(20)。24日の具志川組の練習試合、社会人エナジック戦に参加した川原陸投手(24)、中川勇斗捕手(21)、山田脩也内野手(19)、井坪陽生外野手(19)の4人も先に帰阪する。

25日は宜野座キャンプが休日だったが、9人は具志川キャンプの最終練習に参加した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】具志川C終了でメンバー入れ替え ドラ4新人や育成有望株が抜てきで沖縄に残留