マジョルカ浅野拓磨、スピード生かして好機演出 初ゴールは持ち越しも2試合連続先発出場
<スペインリーグ:セビリア1-1マジョルカ>◇24日(日本時間25日)◇第25節◇セビリア
マジョルカFW浅野拓磨(30)は、アウェーのセビリア戦で2試合連続の先発出場となった。惜しい場面はあったが、リーグ初ゴールはならず後半22分に途中交代している。
2トップの右に入った浅野は持ち前のスピードを生かしたプレーを発揮し、2度の好機を作った。
前半18分にMFバリエントからのスルーパスでゴール右へ抜けだし、ゴール前へ入ったFWムリキにパスを流したが合わなかった。自らも打てただけに、惜しまれる場面となった。
後半2分には右からのクロスボールにニアサイドへ飛び込んだ。伸ばした足に合わなかったが、内側で並走していた相手選手のクリアしたボールが浅野の足に当たってゴール方向へ転がり、右ポストに直撃。こぼれ球はクリアされ、得点とはならなかった。
今季は負傷による長期離脱もあり、なかなか試合に絡めない状況が続いたが、ここに来て出番は増えている。このままプレー時間が確保できれば、初ゴールは遠くなさそうだ。
試合は1点をリードされたまま迎えた追加タイムの後半46分、左からのクロスボールがこぼれたところ、バリエンテが押し込み1-1の同点で終えている。