練習中、日本ハム田宮(右)にジェスチャーをまじえ話す新庄監督(撮影・足立雅史)

<練習試合:日本ハム-台湾・味全>◇24日◇沖縄・名護

日本ハム新庄剛志監督(53)が、この日初めてスタメンマスクを被った田宮裕涼捕手(24)を一時的に休ませて、肘の状態を万全にさせる意向を口にした。

この日、田宮は打撃では2安打2打点、初回の守備では飛び出した一塁走者を刺すなど肩でもアピールした。試合中は万全に見えたが、指揮官は以前から何かを察していたという。「表情とか、スローイングの形とか、バッティングの打った後の前の大きさは、去年よりちょっと小さいので、正直に言ってみてと。ちょっと肩と肘どうなんだって聞いたら、(田宮本人が)肩と肘があんまりよくないと。バッティングに関しても、捉えた時の痛さがちょっとあるんで、1回じっくり治してからもう1回(1軍に)上げようかなとは思ってるんですけど」と、説明した。

キャンプは25日のオフをはさんで26日に終了。チームは台湾に移動し3月1、2日に台湾シリーズを行ってから、本拠地の北海道に戻る。田宮に関しては「(2軍本拠地の千葉)鎌ケ谷は寒いじゃないですか。だったらエスコンの風のないところで治させようか。まあ田宮君と話し合いながら。必要な選手ですし、ベストな方法を考えていきます」とした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】新庄監督が田宮裕涼の状態を心配「1回じっくり治してから戻そうかな」ベストな方法で