キャンプを一本締めで打ち上げたオリックス岸田監督(撮影・和賀正仁)

オリックスは24日、宮崎市清武での春季キャンプを打ち上げた。

若月選手会長の音頭で手締め。指揮官として初の宮崎キャンプを終えた岸田新監督は「こんな寒いのは珍しい」と天候の影響を受けながらも「明るくできてますし、競争していて、まとまってきている」と充実感を漂わせた。

MVPにはドラフト1位で走攻守にアピールした麦谷祐介外野手(22=富士大)と、実戦打率6割超えの同4位山中稜真捕手(24=三菱重工East)を挙げた。外野の争い激化に「僕も見ていて、これ大変だなと。経験値の高い子たちもいますから完全に横一線ではないですけど、みんなにチャンスがあるような、それぐらいし烈」とうれしい悩み。麦谷は「人生で一番野球に没頭した。開幕1軍をまず目標に」と気を引き締めた。

開幕まで1カ月。指揮官は「しっかり見て準備していくところですね」とキッパリ。チームは引き続き宮崎で26日から3月2日まで「2025みやざきベースボールゲームズ」に臨む。

▽オリックス頓宮(野手キャプテンとしての春季キャンプを終えて)「アップから声を出して引っ張っていきたいなと思って、最後までやれた。1年間継続していきたい」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オリックス】岸田監督うれしい悩み、MVPにドラ1麦谷祐介&ドラ4山中稜真 外野争い「大変」