ソフトバンク城島CBO(撮影・岩下翔太)

ソフトバンク城島健司CBO(チーフベースボールオフィサー=48)が24日、来春キャンプも「S組」を継続する意向を示した。この日でキャンプ同行を終えて総括し「今はやめようというネガティブな意見がない。続けた方がいいんじゃないですか」と言及した。

「S組」は今春に新設された独自調整が許される主力のこと。野手では近藤、山川、今宮、中村、柳田、周東、投手ではオスナ、ヘルナンデス、モイネロ、有原、松本裕だ。15日までフリーで調整し、実戦も3月4日のヤクルトとのオープン戦(みずほペイペイドーム)から。新たな取り組みは「S組」の選手間でも前向きな意見が多かった。

主力がいない間に育成選手をA組の実戦で起用することも可能に。城島CBOは「S組がいなかったからこそ、残ったメンバーのリーダーシップや今まで見ることができなかった選手を(A組に)呼ぶことができた」と説明。今後「S組」へのヒアリングを重ね、チャレンジを続けていくことになりそうだ。【只松憲】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】城島健司CBO「ネガティブな意見はない」来春キャンプも新設「S組」継続意向