【阪神】ルーキー躍動!ドラ1伊原陵人、ドラ3木下里都が無失点デビューで逆転勝利 森下2戦連発
<練習試合:阪神9-2DeNA>◇24日◇沖縄・宜野座
新人選手が躍動し、阪神が逆点勝利を飾った。
1点ビハインドで迎えた6回無死一塁。4番森下翔太外野手(24)が左翼芝生席に運ぶ逆転2ランで勝負を決めた。前日23日に中日とのオープン戦でも1発を放っており、2試合連続のアーチ。その後はドラフト4位町田隼乙捕手(21=BC埼玉)にもレフトオーバーの適時二塁打が飛び出し、この回一挙3点を奪った。
投げても新人投手陣らが躍動。ドラフト1位伊原陵人投手(24=NTT西日本)、ドラフト3位木下里都投手(23=KMGホールディングス)、育成ドラフト3位早川太貴投手(24=くふうハヤテ)、育成ドラフト1位の工藤泰成投手(23=四国IL徳島)が登板した。
伊原と木下はプロ初の実戦となった。5回に登板した木下はいきなり155キロを計測。梅野との福岡大出身バッテリーで、1安打無失点に抑えた。8回に登板した伊原も右打者の内角にズバズバと投げ込み、1安打無失点。強力DeNA打線に対し、ルーキー投手陣が実力をアピールした。
奪い返したリードを最後まで守り切った投手陣。3試合連続となる2桁安打をマークした宜野座野手陣。投打ががっちりかみ合い、駆けつけたファンに勝利を届けた。