ヤクルト対楽天 楽天2番手のハワード(撮影・江口和貴)

<練習試合:ヤクルト-楽天>◇24日◇沖縄・浦添

先発ローテーション入りが期待される楽天スペンサー・ハワード投手(28=ガーディアンズ)が、上々の実戦デビューを飾った。

ヤクルト戦に2番手で登板し、2回1安打無失点、2奪三振。最速は147キロを計測した。新助っ人は「全体的にストライクもたくさん取れましたし、ちょっと力を入れすぎたところが最初のイニングはあったんですけど、全体的には良かったです」と笑顔で初登板を振り返った。

3回からマウンドに上がると140キロ台後半の直球を軸に武岡を捕ゴロ、岩田は空振り三振、西川を右飛に封じて3者凡退。4回は先頭長岡に左前打を許したが、続く山田を空振り三振に仕留め、オスナを遊ゴロ併殺で無失点に切り抜けた。

変化球にも手応えを示した。「シーズンが進んでいくうちに変化球は全体的に良くなっていくのかなと思っているんですけど、今日はオスナ選手に対して投げたスライダーが自分がイメージしたように投げられたボールでした。カーブとかも投げられたので全体的に良かったかなと思います」とうなずいた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【楽天】スペンサー・ハワード、2回無失点デビュー「全体的には良かった」最速は147キロ