巨人対広島 力投する巨人先発のグリフィン(撮影・垰建太)

<オープン戦:巨人2-7広島>◇23日◇沖縄セルラースタジアム那覇

巨人フォスター・グリフィン投手(29)が先発し、1回1奪三振で無安打無失点と好投した。

二俣を中飛、矢野を右飛に抑えると、最後は小園を133キロスライダーで空振り三振に仕留めた。「とりあえずストライクを投げて打たせて取るというのをやりたかったので、それができて良かった」と今季初の対外試合での登板を振り返った。

今オフはフォークの精度向上に取り組んだ。「去年ヒットを打たれたのを見返すと、結構フォークがばらついていたりっていうのがあって、良くしなきゃいけないな」と改造に着手。トラックマンやスローモーションカメラなどを使って、指のかかり方が一定になるように努めた。この日は、小園への3球目にフォークを投じ「必ずしも自分の理想のフォークではなかったですけど、低めに行った」と及第点をつけた。

今季の目標を明確に掲げる。「去年はけがをしたりとか、2軍にいる機会があって手が届かなかった。手が届く目標として150イニングを狙いたい」とローテの柱としてフル回転を誓った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】グリフィン「打たせて取る」1回1K無失点 今季目標は「150イニング」フル回転誓う