中日対阪神 1回表阪神1死一、三塁、左越え3点本塁打を放つ森下(撮影・森本幸一)

<オープン戦:中日6-9阪神>◇23日◇沖縄・北谷

阪神が中日に勝利し、藤川球児新監督(44)がオープン戦2試合目で初白星を手にした。

初回から打線が活発だった。1死一、三塁から森下翔太外野手(24)が中日先発の涌井から左翼へ先制3ラン。腰痛で別メニュー調整が続いていたが、実戦第1打席で快音を残した。さらに豊田寛外野手(27)にも犠飛が生まれて、この回4点を奪った。

実戦初登板となった先発の才木浩人投手(26)は初回に新外国人ボスラーに特大の場外3ランを浴びると、2回にも岡林に適時打二塁打を浴びて4-4と追いつかれる。

それでも5回に原口文仁内野手(32)の適時打で勝ち越しに成功。6、8回と高寺望夢内野手(22)が2打席連続適時打を放ち、リードを広げた。

投手陣もジェレミー・ビーズリー投手(29)が2回1安打無失点。新外国人ジョン・デュプランティエ投手(30=ドジャース3A)も1回1安打無失点と上々の対外試合デビューを飾った。

1点リードの9回には無死一、二塁から犠打で好機を拡大。暴投で2点を奪い、リードを広げた。前日22日楽天戦の14安打7得点に続き、2試合連続の2桁安打となる18安打9得点。16年以来となるオープン戦初戦から2試合連続2桁安打で白星をつかんだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】腰痛から復帰の森下翔太が3ラン 18安打9得点で藤川球児新監督オープン戦初白星