オリックス対ソフトバンク オリックス先発の九里(撮影・岩下翔太)

<オープン戦:オリックス-ソフトバンク>◇23日◇宮崎市清武

オリックスにFA移籍した九里亜蓮投手(33)がオープン戦初登板で上々の試運転を終えた。先発して2回を2安打無失点に抑えた。

1回は先頭の庄子に右前打を許した。1死後に四球で一、二塁とされたが、リチャードと谷川原を連続三振に仕留めた。フォークを低めに集めるなど、アウト3つはすべて三振だった。

2回は内野ゴロ2つで簡単にツーアウト。2死から広瀬隆のゴロが右足に当たったが(結果は内野安打)、続投して緒方を二ゴロに抑えた。納得の内容だったのか、ベンチに戻ると笑顔を見せていた。

広島では21年に最多勝のタイトルを獲得。17年から8年連続で年間110イニングを投げているタフネス右腕だ。新天地オリックスでは先発ローテの一角として期待されている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オリックス】FA移籍の九里亜蓮がオープン戦初登板で2回無失点 右足に打球当たるも問題なし