頭部に170キロの打球が直撃したドジャース・ミラー、頭痛などの症状も「大丈夫。僕は無事だ」
日刊スポーツ 2025年02月23日 13:32:53
ドジャースの右腕ボビー・ミラー(25)が、20日(日本時間21日)のカブス戦で頭部に打球を受けた後の状態について、22日(同23日)に地元メディアの取材で明かした。
ミラーはオープン戦初戦の3回の登板中、ライナー性の打球が側頭部に直撃。打球速度105・5マイル(約170キロ)の強烈な当たりで、その場で倒れ込んだが、自力で立ち上がりマウンドを降りた。
検査の結果、頭部に亀裂などはなかったが、まだ頭痛などの症状が残っているという。今は脳振とう処置の期間にあり、復帰するまで検査などを重ね症状が消えたら復帰にゴーサインが出る予定。
「投手の誰かが頭に打球を受けたとき、今まではその映像を見ることができなかった。恐ろしくてね。でも自分が実際に経験してみたら、見ることができた。たぶん数百回見た」と明かし「恐怖の瞬間だったけど、大丈夫。僕は無事だ。1度経験したから、もうそこまで怖くないと思う」と話した。
情報提供元: 日刊スポーツ