シート打撃に登板した今朝丸(撮影・藤尾明華)

阪神ドラフト2位の今朝丸裕喜投手(18=報徳学園)が23日、沖縄・具志川キャンプで初めてシート打撃に登板した。

楠本泰史外野手(29)、長坂拳弥捕手(30)、渡辺諒内野手(29)と2打席ずつ対戦。直球のほかスライダー、カーブ、フォークを投げた。変化球のあとの速球で差し込む場面もあった。のべ6人に25球。二遊間を抜けるような打球が3本、1四球だった。

捕手の後ろにはコーチ陣やスタッフが勢ぞろい。注目度の高さがうかがえた。終了後、18歳は次々とねぎらいの声をかけられた。

2年連続で春の甲子園準優勝に貢献した右腕は、キャンプのブルペンで力強い球を披露してきた。初めてのプロの打者との対戦でも実力の一端を示した。25日に具志川キャンプを打ち上げ、3月の実戦デビューに向けて備える。

また、同キャンプで若手に交じって練習してきた岩崎優投手(33)はフリー打撃に登板し、30球を投げた。26日の最終クールから主力中心の宜野座に移る。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】甲子園沸かせたルーキー右腕が初めてプロと対戦 自慢の速球で差し込む場面も