C大阪対湘南 後半、C大阪進藤(左から2人目)は追い上げのゴールを決める(撮影・西尾就之)

<明治安田J1:C大阪1-2湘南>◇第2節◇22日◇ヨドコウ

セレッソ大阪の元日本代表DF進藤亮佑(28)が、ホーム開幕戦で今季初ゴールを挙げた。

23年8月12日のアウェー柏戦以来約1年半ぶり、J1通算151試合16点目。21年に北海道コンサドーレ札幌からC大阪に移籍後、ホームでは21年にヤンマースタジアム長居で1得点しているが、ヨドコウ桜スタジアムでは初めて。

2点を追う後半12分、MFルーカス・フェルナンデスのFKに、センターバックの進藤がゴール前できれいに頭を合わせ、反撃の1発を見舞った。

試合は1点差に詰め寄ったものの、今季初黒星を喫した。試合後の背番号3の表情は暗かった。

「今まで決めてきたゴールの中で一番、試合後すっきりしていない。(理由は負けたからで)いいゴールだったが、気持ち的には、これがゴールを決めた試合後なのか、というくらいの感情です」

副主将に就任した昨季は、開幕前に人生で一番というけがを経験。右太もも裏を負傷し、手術。約半年間も戦力になれず、9試合出場無得点に終わった。今季は肩書こそなくなったが、中心選手としての自覚はより強くなった。

大阪ダービーの開幕戦は5-2という歴史的勝利を収めたものの、この日を合わせ、2試合連続2失点という厳しい現実もある。

「自陣に運ばれる回数が増えれば増えるほど、失点の確率は上がる。そのシチュエーションを作らせないことは大事だと思う」

試合後、自身のインスタグラムにも「次はチームを勝たせるゴールを」と決意表明。攻守の大黒柱・進藤の活躍が期待される。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【C大阪】進藤亮佑「これがゴールを決めた試合後なのか」本拠ヨドコウ初弾も完敗に喜び一切なし