中日対ロッテ 3回表、中日2番手で登板する三浦(撮影・森本幸一)

<オープン戦:中日1-5ロッテ>◇22日◇沖縄・北谷

中日に新加入した育成左腕、三浦瑞樹投手(25)が支配下登録&開幕1軍を猛アピールした。ロッテ戦に3回から登板し、4回を2安打無失点。オープンスタンスから右足をクロス気味に踏み出し、上から投げ込むスタイルで、最速145キロの直球にスライダー、チェンジアップを交えて凡打の山を築いた。

井上監督は絶賛した。「評価は高い。先発のコマが足らない時、中継ぎのロングとユーティリティーにできるタイプ。ここでオレはやってやるんだという気持ちがすごく伝わる」。15日練習試合DeNA戦は先発で3回2失点。周囲の高い評価とは裏腹に、三浦は「1試合1試合抑えていかないと」と慢心はない。

21年育成ドラフト4位でソフトバンク入りし、昨年7月に支配下登録されたが、5試合登板でオフに戦力外通告を受けた。拾ってもらった恩返しは新天地で働き場所を見つけることだ。【石橋隆雄】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【中日】育成左腕、三浦瑞樹が支配下登録&開幕1軍を猛アピール 4回無失点に井上監督は絶賛