DeNA対巨人 8回表巨人2死一、二塁、右越え3点本塁打を放つ大城(撮影・横山健太)

<オープン戦:DeNA4-6巨人>◇22日◇宜野湾

巨人大城卓三捕手(32)が凱旋(がいせん)アーチを放った。DeNAとのオープン戦に途中出場。1点を追う8回2死一、二塁から、育成の笠谷の内角球を右翼席にオープン戦チーム1号となる逆転3ランを放り込んだ。フルカウントからの121キロスライダーを捉え「チャンスだったので、前の打者もつないでくれて、ホームランを打てて良かったです」とうなずいた。

オフは国内FA権を行使せず残留を決断した。捕手陣はソフトバンクから加入した甲斐を筆頭に岸田も台頭し、チーム内の競争は激化。「1打席目は三振でしたけど2打席目はいい感じで打てて良かったです。久しぶりにいい当たりが出ました」と持ち前の打撃でアピールした。

この日は沖縄らしい陽気で気温も20度に迫った。打席に入ると地元ファンからの声援を受けた。「本当にありがたいですし、また打てるように。沖縄の人にいいところを見せられるように頑張りたいと思います」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【巨人】大城卓三が凱旋アーチ「久しぶりにいい当たりが出ました」競争激化の捕手陣でアピール