柏対川崎F 後半、シュートを放つもオフサイドでノーゴールとなる川崎F伊藤(右)(撮影・鈴木みどり)

<明治安田J1:柏1-1川崎F>◇22日◇第2節◇三協F柏

川崎フロンターレは、ドイツやベルギーで9季プレーしたFW伊藤達哉(27)がJリーグデビュー。先発で起用され、右サイドから攻撃のリズムをつくった。この日の対戦相手だった柏ユース出身。「レイソル相手に日立台でプレーして、ちょっと不思議な感覚だった」と口にした。

後半には勝ち越しゴールを決めたかと思われたがオフサイドの判定に。前半にはPKをもらえるかと思ったシーンもあったがもらえなかったとも振り返り、「なんかちょっとだけ、ついてなかったかな」。それでも後半27分に退く際には、両チームのサポーターから拍手を受けた。

長谷部茂利監督は「スタートで十分いい活躍をしてくれた」と評価。「柏に対しての思いもあるだろうから、やってくれるのではという思いも含めて起用した。僕はそういうのが好きなので」と明かした。【奥岡幹浩】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【川崎F】伊藤達哉「ちょっと不思議な感覚」柏ユース出身者が対柏戦でJリーグデビュー