楽天対阪神 試合後、阪神前川(右)とタッチを交わす藤川監督(撮影・江口和貴)

<オープン戦:楽天7-7阪神>◇22日◇沖縄・金武

阪神が藤川球児監督(44)のオープン戦初戦に引き分けた。

投打とも収穫と課題があったが「みんながしっかりと準備をしてゲームに入っている。相手に差し込まれることなく、攻撃中もしっかりと仕掛けていっていたので、そこは非常によかったと思います」と満足そうに話した。

序盤は理想的な展開だった。開幕投手候補の村上頌樹投手(26)が先発して2回を無失点。打線は3回、上位がヒットエンドランなどで作ったチャンスに、5番の大山悠輔内野手(30)が中前にはじき返して1点先制。続く前川右京外野手(21)が右超えに3ランを放った。

5回には3番佐藤輝明内野手(25)のソロも飛び出した。3番佐藤輝、5番大山と過去2年から並び替わった新打順で、さっそく得点を重ねた。

「相手がどう感じるかというところですけど、彼らが役割を今から体にしみ込ませていって、連係を取っていくことの方が重要ですから。まだ何も始まってないのでね。準備の段階です」と冷静に話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】藤川球児監督がドロー発進 2発14安打に「しっかり仕掛けたのは非常によかった」