鹿島対東京V 前半、先制ゴールを決めた鹿島レオセアラ(左)は鈴木は抱き合って喜ぶ(撮影・たえ見朱実)

<明治安田J1:鹿島4-0東京V>◇第2節◇22日◇カシマ

鹿島アントラーズが、新加入のFWレオ・セアラ、エースFW鈴木優磨がともに2得点を決め、東京ヴェルディに圧勝した。今季就任した鬼木達監督にとって鹿島初勝利。鹿島は23年9月24日に横浜F・マリノスに敗れて以来、ホームで23試合無敗(国立での1試合含む)で、J1史上4位のホーム無敗記録となった。

立ち上がりから開幕戦で湘南ベルマーレに敗れた鹿島の姿とは別チームだった。縦に速い攻撃を繰り出し開始直後からゴールに迫った。

前半22分、FWレオ・セアラがDF安西の左サイドからの浮き球クロスをニアで頭で合わせ先制。直後の前半25分は、前線からのプレスで高い位置でボールを奪い、再びレオ・セアラが2列目右で先発したMF小池の縦パスをゴール前でおさめ、相手をかわして左足シュート。追加点を奪った。

さらに前半42分、レオ・セアラがペナルティーエリア内で相手DF扇長に倒されPKを獲得。キッカーはエースFW鈴木優磨。冷静に左下に流し込み、前半で3得点を奪った。

昨季はホームで東京Vに3-0のリードから追いつかれ、3-3の引き分けに終わっていた。だが、この日はさらに相手を引き離す。後半30分、鹿島が中盤のルーズボールの競り合いを制し、最後は鈴木が右サイドからドリブルで仕掛け右足シュートでネットを揺らしダメ押し弾。2トップがそろって2得点を挙げ、東京Vに圧勝した。【岩田千代巳】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【鹿島】鈴木優磨&レオ・セアラがともに2得点 東京Vに圧勝、鬼木監督初白星でホーム23戦無敗