練習前に浦添の外野フェンスをチェックする日本ハム新庄監督(撮影・永野高輔)

<オープン戦:ヤクルト-日本ハム>◇22日◇沖縄・浦添

日本ハム新庄剛志監督(53)の外野フェンスチェックが、浦添でも敢行された。練習開始後、まず右翼付近から外野ラバーを触って硬さを確認。上部金網をつかんで強度をチェックし、さらにフェンス下の土を入念に足で押して確認した。中堅から左翼まで時折、足を止めながら、じっくり調べていった。

18日に練習試合を行った中日キャンプ地の北谷ではラバーが硬く、中日樋口が飛球を追って激突。負傷交代となった。試合後に指揮官は「ファイターズの球場があの硬さだったら、僕がお金出して変えます。それぐらい危険なこと」と話し、翌19日には、日本ハムがキャンプを行うエナジックスタジアム名護の外野フェンスのラバーをチェック。外野陣には、フェンス激突に備えた動作確認も、させていた。

ケガは選手生命にかかわるもの。今キャンプで新庄監督は「ケガをしないこと」を大きなテーマに掲げており、終盤に入っても、選手を守ろうとする強い思いを、体現し続けている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】浦添でも新庄監督の外野フェンスチェック徹底 ラバー、金網、土を入念に…