前田健太、23日チームのオープン戦初戦に初登板「彼は力を証明するためにここにきた」と監督

タイガース前田健太（2024年12月撮影）

タイガース前田健太投手（36）は、チームのオープン戦初戦となる22日（日本時間23日）の本拠地でのフィリーズ戦に先発登板することが決まった。A・J・ヒンチ監督が21日（同22日）までに明らかにした。

前田は移籍1年目の昨季、開幕から調子が安定せず、7月14日から中継ぎに配置換え。17先発を含む29試合に登板し3勝7敗、防御率6・09だった。このキャンプは先発ローテ入りを争う。

地元紙デトロイト・フリープレスによると、スコット・ハリス編成本部長ら球団幹部は、オープン戦の早い段階で前田に可能な限り多くの登板機会を与える方針だという。ヒンチ監督は「彼は自分の力を証明するためにここにきた。しっかり準備し、肉体を強化し、球をパワーアップして、キャンプを良い状態で入ってきた。だが、本当に彼の状態を判断するのは、試合に投げる準備ができているかどうか。最も調整が進んでいるので、最初の試合に先発してもらう」と話している。