【ヤクルト】高津監督「実はあなたが大粒の涙流していたのを…」つば九郎担当者へ直筆メッセージ
ヤクルトは21日、球団公式Xを更新し、19日に逝去が発表されたヤクルト球団マスコット「つば九郎」を支えてきた球団スタッフへ向けて「~高津監督よりつば九郎へ~」とつづり、高津臣吾監督(56)が胴上げされている写真とともに、同監督の直筆メッセージを公開した。
この日は、7日に76歳で亡くなったヤクルト衣笠剛代表取締役会長CEOオーナー代行の告別式が都内で行われ、高津監督もキャンプ地の沖縄から一時帰京して参列していた。
高津監督のメッセージは以下のとおり。
◇ ◇ ◇
今日は、衣笠会長の告別式でした。
あなたの事を一番可愛がり、一番気にしていたのが会長です。
同じ時にいなくなりました。
まだ神宮には帰ってないけど、二人がいない神宮は想像できません。
誰がホームラン打った選手を出迎えるんだ?
勝ってファンに挨拶する時、誰が俺の横に立つんだ?
今まで当たり前だった事がなくなるのは寂しいわ。
2021年11月27日、極寒の神戸のグラウンドで皆んなに
日本一の胴上げをしてもらいました。
その輪の外、三塁ベンチ前で全く表情を変えず胴上げを
見ているあなたがいました。
でも俺は知っているぞ… 実はあなたが大粒の涙を流していたのを…
勝手に勝利のハイタッチの列に入り込み、
勝手に円陣に加わり皆んなを勇気づけたり、
誰よりもスワローズを愛し、
選手へのリスペクトを忘れず、
チームやファンを元気にしてくれたあなたに心から感謝しています。
おい、つば九郎! 飲みに行くぞ!
高津臣吾