2024年11月30日 ファン感謝DAY つば九郎と中継する高津臣吾監督

ヤクルトは21日、球団公式Xを更新し、19日に逝去が発表されたヤクルト球団マスコット「つば九郎」を支えてきた球団スタッフへ向けて「~高津監督よりつば九郎へ~」とつづり、高津臣吾監督(56)が胴上げされている写真とともに、同監督の直筆メッセージを公開した。

この日は、7日に76歳で亡くなったヤクルト衣笠剛代表取締役会長CEOオーナー代行の告別式が都内で行われ、高津監督もキャンプ地の沖縄から一時帰京して参列していた。

高津監督のメッセージは以下のとおり。

   ◇   ◇   ◇

今日は、衣笠会長の告別式でした。

あなたの事を一番可愛がり、一番気にしていたのが会長です。

同じ時にいなくなりました。

まだ神宮には帰ってないけど、二人がいない神宮は想像できません。

誰がホームラン打った選手を出迎えるんだ?

勝ってファンに挨拶する時、誰が俺の横に立つんだ?

今まで当たり前だった事がなくなるのは寂しいわ。

2021年11月27日、極寒の神戸のグラウンドで皆んなに

日本一の胴上げをしてもらいました。

その輪の外、三塁ベンチ前で全く表情を変えず胴上げを

見ているあなたがいました。

でも俺は知っているぞ… 実はあなたが大粒の涙を流していたのを…

勝手に勝利のハイタッチの列に入り込み、

勝手に円陣に加わり皆んなを勇気づけたり、

誰よりもスワローズを愛し、

選手へのリスペクトを忘れず、

チームやファンを元気にしてくれたあなたに心から感謝しています。

おい、つば九郎! 飲みに行くぞ!

高津臣吾

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ヤクルト】高津監督「実はあなたが大粒の涙流していたのを…」つば九郎担当者へ直筆メッセージ