センバツ旗授与式で、センバツ旗を手にし初優勝を誓う、千葉黎明の選手たちと関係者(撮影・保坂淑子)

第97回選抜高校野球大会(3月18日開幕、甲子園)に出場する千葉黎明へのセンバツ旗授与式が21日、千葉市内の毎日新聞千葉支局で行われた。

主将の山本大我内野手(2年)は「初出場、初優勝を狙います」と、堂々宣言した。

センバツ出場が決まった時から、選手たちの心は決まった。初出場でも遠慮はなしだ。「出場するからには優勝を目指したいと思いました」。決勝まで5試合。「5回、校歌を歌います」と力を込めた。

昨年、徹底した守備力で秋季関東大会4強まで勝ち進んだ。この冬は、さらに強化。「粘り強さが足りなかったことが関東大会の反省。甲子園の舞台でも、焦らずに正確にアウトをとって、攻撃につなげたい」。練習では1プレーごとに、全員で考え理解して前へ進む。「チームは仕上がってきている。でも、まだ詰められるところはある。まだまだしっかりやっていきたい」と気を引き締めた。

初めての甲子園。独特の雰囲気にのまれず自分たちのプレーを発揮するのも大きな課題。「今はそのために切り替えをしっかり。個々の意識をもってやるように心がけています」。初優勝への熱い思いを胸に、1つずつ階段を駆け上がる。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 千葉黎明がセンバツ旗授与式 山本大我主将「5回校歌を歌って、初出場初優勝を目指す」