大谷翔平「楽しんでくれればいいかなと思うので」佐々木朗希語る
ドジャース大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、アリゾナ州グランデールのキャンプ地で日米報道陣に対して取材に応じた。オープン戦初戦には出場せず、「プライオボール」での壁当てのほか、室内ケージ内で打撃練習を行った。
大谷は前日に打者相手のライブBPに初登板した佐々木朗希投手(23)の投球を見つめていた。27球を投げ、1安打1四球2奪三振と上々の内容。佐々木について問われると「特にこれというアドバイスはしてないですし、本当に前も言いましたけど楽しんでくれればいいかなと思うので」と語った。
投球については「昨日も見ましたけど順調に調整できているんじゃないかなと、僕の目からはそう思っているので、あとは本人のフィーリングがどうかっていうのは、本人にしかわからないことなので、どこでやるにしても、しっかり自分の中のフィーリングがまずは大事になってくるので、必ず調整して彼自身はできるんじゃないかなと思います」と期待した。
2年ぶりに投手として復帰する今季に向けては「今のところはいい感じできています」と振り返った。今後のオープン戦出場については「実戦にはいけそうな状態なので、慎重にはちょっとなってますけど、感覚的にはもう試合に出られる感じかなと思います」と、近日中にもOKが出そうな気配だ。この日のキャンプには、元日本ハム監督で、23年侍ジャパン監督の栗山英樹氏(63)も訪れた。