ドジャース春季キャンプ 打撃練習を終え、施設を移動するドジャース大谷(撮影・菅敏)

ドジャース大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、日米報道陣に対して取材に応じた。この日は、「プライオボール」での壁当てのほか、室内ケージ内で打撃練習を行った。今季は2年ぶりに投手としても復帰する。

【大谷の一問一答は以下の通り】

-感想をお願いします

前回も引き続き良い強度で投げられたので、次回のブルペンでもう少しもうワンステップ強度を上げられたら良いんじゃないかなって思います。

-映像を見ていたが

ボールとのフィーリングというか、自分が投げている感覚とフィードバックをもらったときのデータの一致がどういうふうに一致しているかっていうのが大事かなと思うので、今のところは良い感じで来てますし、さっきも話しましたけどもうワンステップ上げたときに、データがどういうふうに振れるのかなっていうのをチェックしていきたいと思います。

-ワインドアップに変えた

特になんかこう常にそうですけど、変化を求めていきたいと思っているのでその中でここメジャーに来てからずっとセットで投げてますけど、自分の中で常に変化、バッティングもそうですけど変化を求めたいなと思っているのでその中の1つかなと思います。

-試合でも使っていくのか

今のところはその予定で考えていますけど、さっきも言いましたけど強度が上がったときにどういう反応が来るのかによって決めたいなとは思っています

-登板なしで心配はないのか

前回の手術のときも一応やっているので、そういう意味では初めてではないっていうのは、ある程度復帰する上で自分の心の中で余裕が持てる要因かなとは思うので、あんまり焦ることなくしっかりとまずはどこで投げるかっていう自分のフィーリングが大事かなと思います。

-ブルペンと実際打者が立つと違うのか 

そうですねあんまり変わることなくというか、自分の中でブルペンもライブBPも試合も、あまりその、さっきも言いましたけど、自分のフィーリングが一番大事だと思っているので、やるべきことっていうのをしっかりこなしていければまあ、良いスケジュール通りのプランで投げられるんじゃないかなと思います。

-佐々木へアドバイスは

特にこれというアドバイスはしてないですし、本当に前も言いましたけど楽しんでくれればいいかなと思うので、昨日も見ましたけど順調に調整できているんじゃないかなと、僕の目からはそう思っているので、あとは本人のフィーリングがどうかっていうのは、本人にしかわからないことなので、どこでやるにしても、しっかり自分の中のフィーリングがまずは大事になってくるので、必ず調整して彼自身はできるんじゃないかなと思います

-ロボット審判について

まあまだ試してはないのでどうなのかって答えられないですけど、やってみて打者目線からと投手目線からで実感できると思うので、どういうふうに感じるのかっていうのは楽しみにはしています

-監督が今年1番打者として起用すると明言、去年と同じ打順になる

まあまだ特に話してはいないので、プランはプランでしかないというか、そのときの。去年も1番を打つ予定ではなかったですし、変わったときに別にそんなに気にすることなく、どこに入っても基本的には自分のバッティングっていうのをできれば良いんじゃないかなと思っています

-ツーシームが今まで投げていた軌道と違うが、偶然なのか狙っているのか

うーん、シンカー系に関してはスポットによって縦横の変化が変わってくるので、どちらかというとメカニクスもそうですけど、どこを狙ってというか、どこのロケーションにボールが行ってるかによって、多少変わってはくる。前回のブルペンに関しては比較的ストライクゾーンの下の位置に集まっていたので、基本的には縦変化の方が強かったかなと感じています

-先日井端監督が来ていた、WBCへの意欲は昨年同様変わらず来年も出たい気持ちが強いか

今のところWBCというか今年のシーズンに集中するということを目標にというかずっと考えてやってきたので、その先に選んでいただけるなら光栄なことですし、まずは一番やらなきゃいけないことっていうのは今年のシーズンにしっかり照準を当てて結果を出すということではないかなと思っています。

-変化を求めていくということだが、練習の面ではあまり変化がないように見えるが自分なりに変えていること、2月末か3月初めに試合に出るんじゃないかと監督、仕上がり具合は

調整の方法というか、全体を考えたときにそこまでボリューム自体を変えることはないので、やること自体はそこまで変わらないです。意識的になんていうんですかね、ここをこういう風に変えたいなっていうのはもちろんありますし、さっきも中でちょっとプロジェクト打ってきましたけど、実戦でもいけそうな感じではあったので、慎重にはちょっとなってますけど、感覚的にはもう試合に出られる感じかなとは思ってます。

-つば九郎の担当者が亡くなった

実際にその直接会ったことはないので、ただ小さいころから見てますし、代表的なマスコットとして人気はあったと思うので非常に残念ですけど感謝しています。

-代表のときにいじられるような絡みもあった

つば九郎はそうですね。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 大谷翔平「自分の中で常に変化を求めたいなと思っている」つば九郎にも言及/一問一答